約 818,097 件
https://w.atwiki.jp/flavor/pages/12.html
小1の秋に母親が男作って家を出ていき、俺は親父の飯で育てられた。 当時は親父の下手くそな料理が嫌でたまらず、また母親が突然いなくなった 寂しさもあいまって俺は飯のたびに癇癪おこして大泣きしたりわめいたり、 ひどい時には焦げた卵焼きを親父に向けて投げつけたりなんてこともあった。 翌年、小2の春にあった遠足の弁当もやっぱり親父の手作り。 俺は嫌でたまらず、一口も食べずに友達にちょっとずつわけてもらったおかずと 持っていったお菓子のみで腹を満たした。弁当の中身は道に捨ててしまった。 家に帰って空の弁当箱を親父に渡すと、親父は俺が全部食べたんだと思い 涙目になりながら俺の頭をぐりぐりと撫で、「全部食ったか、えらいな!ありがとうなあ!」 と本当に嬉しそうな声と顔で言った。俺は本当のことなんてもちろん言えなかった。 でもその後の家庭訪問の時に、担任の先生が俺が遠足で弁当を捨てていたことを親父に言ったわけ。 親父は相当なショックを受けてて、でも先生が帰った後も俺に対して怒鳴ったりはせずにただ項垂れていた。 さすがに罪悪感を覚えた俺は気まずさもあってその夜、早々に布団にもぐりこんだ。 でもなかなか眠れず、やっぱり親父に謝ろうと思い親父のところに戻ろうとした。 流しのところの電気がついてたので皿でも洗ってんのかなと思って覗いたら、 親父が読みすぎたせいかボロボロになった料理の本と遠足の時に持ってった弁当箱を見ながら泣いていた。 で、俺はその時ようやく、自分がとんでもないことをしたんだってことを自覚した。 でも初めて見る泣いてる親父の姿にびびってしまい、謝ろうにもなかなか踏み出せない。 結局俺はまた布団に戻って、そんで心の中で親父に何回も謝りながら泣いた。 翌朝、弁当のことや今までのことを謝った俺の頭を親父はまたぐりぐりと撫でてくれて、 俺はそれ以来親父の作った飯を残すことは無くなった。 親父は去年死んだ。病院で息を引き取る間際、悲しいのと寂しいのとで頭が混乱しつつ涙と鼻水流しながら 「色々ありがとな、飯もありがとな、卵焼きありがとな、ほうれん草のアレとかすげえ美味かった」とか何とか言った俺に対し、 親父はもう声も出せない状態だったものの微かに笑いつつ頷いてくれた。 弁当のこととか色々、思い出すたび切なくて申し訳なくて泣きたくなる。
https://w.atwiki.jp/moymoy/pages/27.html
会える場所:リメイラタウン、プレミアムフィールド ◎ ガラクタでもコールタールでも買ってくれるすごくいい親父。みんなの親父。 プレミアムフィールドでは使わなくなったPガチャパーツを補助券と交換してくれる。 いいやつだなあ。 目撃情報 ガラクタを高値で買ってくれた。 (収集家軍曹) いいやつだなあ。 コールタールを高値で買ってくれた。 (収集家中尉) いいやつだなあ。 落ち込んでいるとき優しい言葉をかけられた。 (収集家少尉) いいやつだなあ。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/99.html
リンクいただいてる、とあるブログの管理人さんから「個人的には親父シリーズ以外に書かれている物も載せてしまえばと思うのですが。」とのコメント返信を得て、ちょっと前からブランクで作ってあった「ハルヒと親父以外」カテゴリーに、親父シリーズ以外のSSを載せ出しました。正直「一人旅」シリーズで疲労したアタマを休めるのにも、よいタイミングかと思ったので。 二人は暮らし始めました ぱっ、と4日分が浮かんだんで、いきなり書きました。これを30日分続けられたら、うぬぼれていたかもしれません(笑)。読み返してみると、「一人旅」シリーズで疲労したアタマを休める(こればっかりだな)のに読んだ、TTT氏の 『ハル○かわ○い』シリーズの影響が顕著ですね(どこが?と思われるかもしれませんが)。 新落語シリーズ「出来心」 「新」落語シリーズというのは、元々、他の方が書いた(傑作の誉れも高い)落語シリーズというのがありまして(ご存知の方も多いでしょう)、これとは区別するために「新」をつけました。「なろう、なろう、あすなろう、明日は檜の木になろう」という感じです。 実は、ハルヒスレSSまとめwikiの存在を知ったのも、いや『涼宮ハルヒ』シリーズのSSなんてやってもいいんだと思い知ったのも、落語「紺屋高尾」を検索していて、この落語シリーズの「紺屋ハルヒ」を見つけたのがきっかけでした。「紺屋高尾」自体が《お笑い》だけでない落語のおもしろさを教えてくれる逸品なんですが、「紺屋ハルヒ」の方も、この落語をSSにしようと思いつくだけでもすごいのに、完成度もすばらしく高くて、ガツンとやられた覚えがあります。往年の和風ミュージカル時代劇を彷彿させる「新説・おみくの皿」も傑作です。 いつか、そういうのに挑戦してみたいと思っていたのですが、自分の実力に見合って、短い落語を選んでやったのが「新落語シリーズ」です。 この「出来心」は、どじっ子キャラにおいしいところを全部持って行かれたSSです(どじっ子キャラで、すべてを支えてる、ともいえる)。 おれがあいつであいつがおれで 「おれがあいつであいつがおれで」というのは、大林宣彦監督の《尾道三部作》のひとつめ『転校生』の原作で、山中恒の書いた児童文学のタイトルを、そのまま持ってきました。 これとか「ハルヒと親父2」(で書いたものの、投下時には自主規制してカットした部分)に出てくる、エッチに対するハルヒのスタンスは、ツンもデレもどこいったと言われそうですが、自分で書いておいてなんですが、めちゃくちゃ楽しそうで好きです(笑)。 涼宮ハルヒの中継 昔、古館伊知郎というアナウンサーがおられましたが(あ、いまは某番組のキャスターですね)、その一世を風靡したマイク・パフォーマンスを思い出そうとしたんですが、全然思い出せませんでした。で、適当に書きました(笑)。 スレに投下した時、「キョンについての紹介がない」と指摘を受けました。すっかり忘れてました。今回は、その部分をちょっとだけ加筆しました。流れは少し悪くなったかもしれませんが、キョン抜きはやっぱりよくないですよね。他の人についても加筆したいと思ったのですが、今でも読むのがきついくらいなので、やめときました。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/227.html
夕食後のコーヒーを楽しみながら、いつものように、どうでもいいことを話していると、ハルヒがふと、思い出した、といった顔をしてみせた。 「そういえば、こないだは花火見にでかけちゃて、あんたの怪談を聞かずじまいだったわね」 「別におれの方は、聞かせたくなるような怖い話はないぞ。だいたいおまえを怖がらすメリットがない」 むしろデメリットの方が激しくあるんじゃないだろうか。怖がっておれに抱きついてくるタイプじゃないし(ああ、そんなゆるいツンデレなら、世界は幾度も危機に陥ったりせん)、むしろパニックに陥って手当たり次第(おれを含めた)周囲のものに攻撃をし出すことの方を危惧するぞ。 「このあたしを震えあがらせるようなやつを希望するわ」 「だからおれの話を聞けって!」 「団長に二言なし!どっからでもかかってらっしゃい!」 「聞く耳なしだろ!……やれやれ。その言葉、後悔するなよ」 −−−前もって言っておくが、これは実話だ。体験談と思ってくれて構わん。毎年、お盆になると、うちは家族でじいさんいる田舎へ帰ってるのは、おまえも知ってるな。妹がまだ生まれる前だから、おれもまだ小学生になってなかったと思う。子供にとっちゃ田舎は退屈なところだったが、その頃になると、近くの子供なんかと遊ぶようになって、それなりに時間をつぶせるようになっていた。山の中といっても平均気温が少し違うくらいで、子供には猛暑であることに変わりない。だから子供たちの一番の楽しみといえば川遊びで、おれもようやくそれに混ぜてもらえる歳になっていた。その前の歳は、まだチビだから川に入っちゃダメだと言われていたからな。 泳ぐのは、滝つぼが周囲をけずってちょっとした大きさの淵をつくっていて、その出口に石や土嚢を積んで、水の流れをせき止めてつくった、即席の流れるプールだ。だが、滝が落ちる真下は、水の流れが複雑な渦をつくって、巻き込まれると浮かんで来れないからと、接近禁止の誓いを立てないと、田舎のガキ大将は水に入る許可をくれん。ガキ大将が小学3,4年なんだが、子供は子供なりに決まりをつくって互いに注意し合って、自然と人間の合作である滝つぼプールを楽しんでた。田舎に入る間は毎日そこに通って川泳ぎをそれなりにマスターしたつもりになっていた。 様子が変わったのが次の年だ。まず、おれに誓いを立てさせた、あのガキ大将がいない。顔見知りに理由を聞いても、誰もはっきりしたことを言わん。それどころか、去年まではいなかったひょろ長いのが、今年は偉そうに滝つぼプールをしきってる。言ってることもいい加減だし、なによりどう見ても危ないマネを自分でやって周りに誉めさせようとしたり、無理やり人にやらせようとしたりする。田舎の子供社会でも政権交代みたいなものがあったのかも知らないが、とにかくおれは不愉快な気分で一杯になって、次の日からは、もう川へは行かなかった。 その夏、田舎で過ごす最後の日だ。田舎の子供たちの中では一番親しかった子が、夜におれを訪ねて来た。そいつが話してくれた事情はこんな風だった。こんな田舎にもスーパー林道だか、なにかそんな道路が作る計画があって、あのいけすかない新ガキ大将は、その道路関係の土建屋か政治家(田舎じゃ両方を兼ねてるのが珍しくないんだが)の息子で、いきなり引っ越してきて、親分風を吹かせるようになった。あの滝つぼでも、おれも守らされた誓いもルールも無視で、それどころか旧ガキ大将に勝負を挑んでくるありさまだったそうだ。最初は挑発に乗らなかった旧ガキ大将もとうとう堪忍袋の尾が切れたのか、滝つぼにどちらが長く潜っていられるかを勝負することになった。みんなは止めたそうだが、逆にみんなを守ろうって気持ちが大きかったのかもしれん。勝負は経験のある旧ガキ大将の圧勝だったんだが、その次の朝、そいつは例の滝つぼで溺れ死んでいるのを発見された。それがおれがその年、田舎に来たほんの1週間前のことだったらしい。 誰もが、旧ガキ大将の溺死を、新しくやってきたあいつと関連付けていた。しかし、もし本当にそうだったらと思うと恐ろしくて、昼間は奴に従ってみせていた、というんだ。そして、今夜来たのは他でもない。いけすかない新ガキ大将を今夜、あの滝つぼ近くの河原に呼びだして、おれたち全員で真相を聞き出すつもりだと。 結論から言うと、おれは行かなかった。次の朝早くに出発することになっていたし、だいたいその新ガキ大将が、そんな不利な呼びだしに応じるはずがないと思ったからだ。そう言って断ると、おれの家に来た奴は、自分も最初はそう思ったが、あいつは絶対に来る、何故なら、子供たちの家を一軒一軒回って、今日の呼びだしを段取りしたのは、あの死んだと思われてた旧ガキ大将だから、だと。驚いたおれは聞いた。おまえは実際に会ったのか。死んだはずのあいつに。会ったとそいつは言った。じいさんの家にもおれを誘いに来ることになってたが、じいさんの家は集落の端にあって、時間が間に合わないから、一番家の近い自分が頼まれて誘いに来たんだと。 次の日、じいさんの家を出て、ほぼ丸一日がかりで家にたどり着いたところに、じいさんから俺あてに電話があった。あの、いけすかない新ガキ大将が、例の滝つぼで溺れているのを発見された、と。村の子供たちは知らぬ存ぜぬを通しているが、確か昨日の番、おれのところに子供が一人来て滝つぼの話をしていただろ、おまえは何か聞いてないか、というんだ。 おれは、気味悪さもあったが、なによりも子供同士の信義みたいなものを感じて、じいさんには、いや何もそれらしい話は聞いてない、とだけ答えた。 それから何日が過ぎ、夏休みも残り少なくなった日曜だったと思う。生まれたばかりの妹がいる病院へ着替えや何かを持って父親が出掛けていたんで、俺は一人で留守番していた。テレビを見ていたはずが、いつのまにかうとうとしていて、インターホンの呼び鈴で目が覚めた。おれは無意識に台所にいって、インターフォンの親機のボタンを押した。 「お礼を言いに来たんだ」 聞き覚えのある子供の声だった。 「おまえは黙っててくれた。ドアは開けなくていい。今の姿は見られたくないからな」 まちがいない。おれが誓いを立てた方の、ガキ大将の声だった。 プツンとインターフォンの回線が切れて、おれは体中の汗が引いていくのを感じた。 しばらくためらってから、おれは玄関のドアを思いきって開けた。そこは水びだしになっていたが、それだけじゃない。水たまりができるほど激しく濡れた道は、駅の方へ向かってどこまでも−−− ピンポーン 「きゃあ!! なによ?だれよ?」 ハルヒ、モノを投げるな、おわっ、おれを投げるなー! 「誰って親父だが」 「おやじい?おどかすな、バカー!!」 玄関まで這っていって、ドアを開けると、ハルヒの親父さんが「なんなんだ、いったい?」という顔をして立っていた。 「すみません、いま、ちょっと怪談みたいな話をしてたんで」 「ああ、そうか」 親父さんは妙に納得した顔になった。 「なるほど」 「な、なにがなるほどよ!? 何の用よ!?」 「鯉を釣ったんでな、鯉こくを作ってみた」 「妊娠もしてないのに、母乳の出を良くしてどうすんのよ!」 「落ちつけ、バカ娘。そして『鬼平犯科帳』を軽く読め。鯉こくは、普通に江戸っ子の好物だ。滋養強壮を促すそうだが、余計だったか?」 「その一言が余計なのよ!」 「じゃ、食わんのか?」 「食べるに決まってんでしょ! キョン、あんたのノルマはあたしの倍よ!」 何ゆえにノルマまで。しかもそれだと、ハルヒが食い飽きるまで、アキレスはいつまでも亀に追いつけないのでは? 「効果は親父が帰ったら、……その、ちゃんと《検証》するからね!」 せめてプラセボ効果を上乗せしてくれ。 「キョン、話の終わりに、音使っておどかすなんて、反則もいいところだから、今の勝負はなしよ! もっとも全然怖くなかったけどね!」 いや、音は親父さんがならした呼び鈴で不可効力だし、もともと勝負じゃないし、思いっきり怖がってたし。 「こいつには、小さい頃、毎日絶叫系の怖い話を聞かせてたからな、免疫がある。キョン、思いっきりやっていいぞ」 いや、むしろトラウマというかアナフィラキシー・ショックというか、「意外な弱点」加点がまたひとつというか。 というより何より、親父さん、またあなたでしたか。 「キョン、おまえも素直に萌えると言え」 ……… …… … そして昨日の今日。 ハルヒが帰ってくると、そこにはカレーライスをほおばる男たちがいた。 「で、あんたはどういう訳で、今日も娘と彼氏が同棲してる部屋に上がりこんで、うまそうにカレーを食ってるのよ?」 「うまいものを、うまそうに食べて何が悪い?」 「質問に答えてない!」 「カレーなら食べる人数が変わっても、対応できるだろ」 「それだけか!?」 「生き別れの娘に、たまにはオヤジが手料理を振舞っても悪かないだろ」 「そんなの、味次第よ。っていうより、昨日も今日も来てるでしょ!」 「あんなこと、言ってやがるが、どうだ、キョン?」 「ハルヒ、ちょっと味見してみろ。うまいぞ」 「そんなことは食べなくても分かってるわよ」 カレーにすら、ツンデレか、ハルヒ? 「バカ娘め、素直になれ」 いや、親父さん。そういう一言がこいつに拍車をかけるんです。石炭をくべるんです。 「こんな、カレーなんかで、がつがつ、ごまかされない、がつがつ、んだからね!」 「おいおい、キョンの分もあるんだぞ」 「キョンには、がつがつ、あたしがもっとおいしいもの、がつがつ、つくってあげるわよ!」 「ハルヒ、分かったから、食べる方に専念しろ」 「フー、食べたわ。バカ親父、昨日に続いて今日も押しかけてきた趣旨を聞きましょうか?」 「おれも怖い話を考えてきた」 「退場」 親父さんはなんと、素直にハルヒの言葉に従って、立ち上がった。 「あした、また来る」 なんという、立ち去り際の、スカンクのような攻撃! ハルヒはダメージをくらった。そして混乱してしまった。 「キ、キ、キョン、逃げるわよ!」 「って、どこへ?」 「どこでもいいわよ!」 「逃げ切れるのか?」 あの親父さんから? 「だって、地球は丸いんだろ?」 「以前のあたしたちなら無理だったでしょうね」 以前と今と、何が違うのか、聞きたいようで聞きたくない。 その2へつづく 二人は暮らし始めました シリーズ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 二人は暮らし始めましたー外伝 ハルキョン温泉旅行 その1 その2 その3 その4(最終回) 二人はひきこもりました その1 その2 その3 二人は暮らし始めましたー場外 親父が来る その1 親父が来る その2 その3
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/301.html
親父さんと谷口くんシリーズ 光るあるところに影がある。 普段、主としてハルキョンのバカップルものを書いている親父書きですが、多分、「親父さんと谷口くん」は、ハルキョンを光とするところの影、陰画です。 原作では付き合ってるどころか告白さえしていないハルキョンですが、二次創作におけるバカップルものは、当人たちがどれほど否定しようとも、どれほど無自覚であろうとも、デフォルトが「付き合ってる」ことになっています。 一方で、原作の谷口氏は5分とはいえハルヒと「付き合った」こともある訳ですが、本シリーズの谷口くんは《永遠の恋の探求者》です。ぶっちゃけ、永遠にカップルになれないが故に永遠に恋を追い求めると運命づけられている神話的人物です(笑)。カッコイイ、でもなりたくない(笑)。 オリキャラであるところの涼宮夫妻は言うまでもなくバカップルですが、その片割れである親父さんは、図書館で偶然会った長門さんとちゃっかりお茶したりするおちゃめさんでもあります。バレインタイン・デーには「義理チョコ」を山ほど持って帰って来る、との証言もあります。 この謎のモテ(?)親父に、谷口くんが恋愛指南を受けるというのが、本シリーズですが、親父さんのアドバイスは当初、それなりに理にかなってはいても、「それができるんだったら苦労はしない」というhard to do(実行困難)なものでした。それが次第に「難しいけどやるしかない」ものに変わっていきます。 さて、谷口くんから見て、バカップル・ハルキョンはどのように見えているでしょう?本シリーズには全く出てきませんが、いくつかの対照関係が見て取れるかもしれません。 谷口くん ハルキョン 告白 受け入れられない してさえいない いちゃいちゃ 機会がない ほとんどフルタイム 喧嘩 する相手が居ない 痴話喧嘩/常に雨降って地固まる 働きかけ 常に男性側から(しかも不発) ほとんど女性(ハルヒ)側から 浮気/目移り するかも(全女性が恋人だ) あり得ない(焼き餅はイチャイチャの食前酒) はっきり言って、ハルヒは男性にとってものすごく都合のいいキャラです。 容姿端麗・頭脳明晰・諸芸万能で、それだけなら超モテ・キャラなのに、性格/行動パターンのせいで、ノー・マーク、しかも決めた相手に一途で、焼き餅焼きでツンデレで、ほとんど古(いにしえ)の「押し掛け同棲もの」の女性キャラの正規伝承者のようです。 一方、谷口くんがいかにナンパ技術を向上させたとしても、ナンパで得たものは常にナンパで失われる可能性があります。一途な女の子をナンパでゲットするのは、らくだを針の穴に通すより難しいのです。 これは親父さん的豆知識ですが、ナンパする時は、相手の女性に彼氏がいることを前提にしなければなりません。たとえ、現実には、彼氏がいなくても、です。「彼氏がいないから引っかかった」と思われるほど、女性のプライドを傷つけるものはないからです。だから「今、付き合ってる人いるの?(→いないよ)→じゃあ、おれと付き合おうよ」というのはバカ・ナンパです(必ず失敗します)。「今の彼氏とは長いの?(→そうでもないよ。半年くらいかな)」。さあ、ここまで引き出しました。次の一手は? A.そろそろ飽きた頃じゃない? おれと付き合おうよ。 B.じゃ、ラブラブだ、一番楽しい時期だね。 正解は親父さんの手を煩わすまでもなく、Bの方です。Aでは「彼氏いないの?」の二の舞です。言外に「どうせ軽い女なんだろ」と言ってるも同然だからです。当然、ノーと言われます。 一方Bの方には、イエス/ノー、二つの答えようがあります。 (イエス)「うん、ラブラブ。毎日楽しいよ」 (ノー)「うーん、そうでもないかな」 「ラブラブ。毎日楽しいよ」では取り付く島がない? 効率を尊ぶナンパ師なら、そうかもしれません。しかし、真のナンパ道はそんなことでは開けません。ここは、相手からラブラブ話を浴びるほど聞くべきです、引き出すべきです(相手のラブラブ話を聞くスキルこそ、すべてのナンパに通じる基本スキルです)。そうすれば1、2時間ぐらいその娘とお茶することも可能です。そうして相手のラブ話で盛り上がった後、こう落とすのです。「もう、お腹一杯、食べられません。あー、楽しかった。ラブラブ・ビーム浴びまくりだよ。明日、足腰立たねえよ。ねえ……余所から見たら、今の俺たちって、すげーバカップルに見えると思わねえ?」 彼女が「え?」と顔色が変わる瞬間に立ち上がって「場所、変えようか」といってレシートを持ってさっさとレジへ。あとは煮るなり焼くなりしてください。 さて、本命の「うーん、そうでもないかな」です。どう攻めますか? 実はここまで、相手が「ノー」と答える質問を続けていることに注目です。「今の彼氏と長いの?」→ノー→「じゃあラブラブだ、楽しい時期だよね」→ノー。ここはもうひとつ、ノーを引き出す質問です。たとえば「えー、全然そんなふうに見えないよ。かわいくしてるしさ[と無理無く、混ぜ込んで褒めるわけです]。これから彼氏に会うのかと思ったよ」。 この質問にノーの答えなら、 「じゃあ、少しお茶しない(付き合わない)?」 と、普通のナンパ・トークへつながります(「時間あるんだ」とか余計なことは言ってはいけません。たとえ本当にそうであっても)。ここはしかし、ノーが続いてるので、相手はノーの態度で来るでしょう。「えー(なんであんたと行かなきゃいけないの?)」と。 だから、ここも、ノーの慣性を利用して、こちらが欲しい答えを「ノー」の形で貰える質問をしましょう。 (改良型)男「じゃあ、ちょっとだけお茶しようよ、3分だけ!ね?」→女「えー、3分じゃお茶飲めないよ」(ノーの解答)→「なら思い切って2分! いや10分! ダメ? じゃあ間をとって30分! これ以上は無理!」(ちょっと関西風なボケ・アプローチですが)これくらいやって笑わせれば、なんとかなるかもしれません。 なんの話ですか? ああ、谷口くんの話でした。 谷口くんの未来は、ナンパの先にはありません。ナンパから「真の愛」が芽生えない、という訳ではありません(そういう例は数々あります)。問題は、谷口くんが使える「出会いの機会」がナンパに限定されるという、その貧しさにあります。 だから親父さんは、そこを変えようというアプローチを提案します。地味な手段とは、そういうことです。 最終話で、谷口くんの前に現れる無口な女の子は、谷口くんがナンパしたのでしょうか?多分、そうではありません。彼女は(名前をつけてあげればよかったですね)は、「谷口さん……楽しくて、いっぱい喋る人って、……聞いてたんです」と言っています。彼女はおそらく女友達から、谷口くんを紹介されたのでしょう。谷口くんは、我々の知らない努力を通じて、異性の友人から女の子を紹介してもらえるほどの信頼を獲得するに至ったのです。 最終話での親父さんのアドバイスは、(いつものとおり)ほとんど、ことごとく空を切っています。谷口くんが思い出した親父さんの言葉は、唯一「声の大きい奴ほど、話すことで何かを隠してる。無口な人の方が、表情とかしぐさでいろんなことを教えてくれてる」というものでした。 親父さんと谷口くん その1 その2 その3 その4 その5(最終回)
https://w.atwiki.jp/woosin_in_felberg/pages/305.html
超親父 【読み】 ちょうおやじ 【武器・武術スキル】 銃術 技術LV26~56 バーストショットガン 火E+1 【その他所持スキル】 器用さ 5 幸運 5 召喚術 最高Slv 32 経験LV 12 捕獲術 最高Slv 42 経験LV 12 【所属ギルド】 Quiz Darby 【お気に入りの服、防具】 アイアンキャップ ボーンアーマー ボーンベルト ぞうり 黄昏のマント お気に入りは、日輪系です^^ 【IN時間について】 不定期ですが、多いのは深夜だと思いますー 【自己紹介】 ちょうど一か月が経ったばかりでスキルなどまだまだですが、皆さんに追いつけるように頑張ります^^ 他己紹介 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/4207.html
このページはこちらに移転しました 親父の裏声 作詞/112スレ724 夜中の雑談 テラ馬鹿話 飛び交うファイルと 勢いで歌 裏声さらして 大笑いして ふとした疑問 むくむくわいた 親父の裏声 どんなだろ? 親父の裏声 聴いてみてぇ 親父の声は 渋くて低い カラオケ十八番(おはこ) 演歌と童謡 裏声聴く余地 まったくないな やっぱ上がるか 一オクターブ 親父の裏声 どんなだろ? 親父の裏声 聴いてみてぇ
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/86.html
「一人旅に必要な事」 という、ちょっとビターなのを書きました。 ハルヒとキョンの関係は鉄板(絶対壊れない)というのがある種の《公理》(要するに前提)のようになっていたのですが、これを放置しておくと、短くて助走の少ない話ほど、(オチを「バカップルだし仕方ないね」という形で取ることが多くなって)、結果バカップル化のハイパーインフレが発生してしまうので、ちょっとカウンター気味なのを手が勝手にキーボードを叩いてました。 あと失恋と一人旅と感傷旅行抜きでなんの人生か(さすらいもしないでこのまま死なねえぞ)、という歪んだ思想をはらんでいるのかもしれません。好事魔多し。 おそらく続きはいろいろ考えられるのですが(復帰的ハッピーエンドから、世界が壊れるバッドエンドまで)、せっかくの別の時間の流れだし、ただヨリを戻すのも、「こんな世界いらない」的バッドエンドも(これは「独裁ボタン」を手にしたのび太ですら克服したものです)、どちらももったいないな、と思います。今考えると『バタアシ金魚』のヒロイン過食症エピソードって、よくできてるな、と思いました。 続き、書けるかな。シリーズでちょっと長くかけたらなあ、と思います。 (追記) 某スレで、胸に痛みを感じる人が続出して(自分もその一人ですがw)、続きを書いてみました。 ダメージから少しは回復したとコメントをくれた人もいましたが、いよいよハルヒとキョンの「破局」ははっきりして来たように思います。 他の人との結婚後も、ずっとキョンを見つづけてきた、そして見ること以上は(しなかった)できなかったハルヒと、自分の家族と生活で手いっぱいで、そんなハルヒのまなざしに気づくことのなかったキョンが、再び同じ時間を共有することはないように思えます。 おそらくはハルヒは今回を機に、それを受けいれることになるのでしょう(あるいは、そこはハルヒ、その斜め上を行ってしまうのかもしれませんが。だったらいいなあ)。 「好きって奴だけは、どうしようもない」 と親父は冒頭近くで言ってますが、この話の最後には、 「あのころだったら『好き』だけで十分だったのに」 とハルヒは言うことになります。 唯一の明るさは、デコトラ娘から、彼女の「トラックの運転席は高いから、遠くがよく見えるんだ」という言葉からもたらされます。 けれど、その「遠く」は、ハルヒにとって、キョンにとって、どれくらい先なのでしょう。 (さらに追記) 書いては悩み、書いては悩みしながら、だらだらと、投下したせいで、 親父史上、というか短い私のSS歴で、一番たくさんコメントをいただいたSSになりました。 ファミリー・アフェア(家庭の問題)は、もともと善悪で断じにくいものですが、それが100%ハッピーエンドになっていない、と指摘される原因かもしれません。 いつぞや親父さんが、おとぎ話は「結婚」で終わるが、現実はそこからはじまる、と言ってましたが、「結婚」でおしまいにならない話を書く都合、離婚や子供をどちらがどう引き取るか、というところまで話が行きました。それでも現実に引き起こる騒動や軋轢のほとんどをここでは省略したのですが、それでもいくつかの問いが残り、答えを考える必要が出てきました。 すべてに回答できた訳ではありませんが、2つのエピローグで書いたのは、私なりの(今時点での)答えです。 (さいごにこれだけは) 成長ってなに? ほんと、いろんな成長観があるのだと、感じ入りました。
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/70.html
ハルヒと親父2 ー おとまり これは絶対に、ハルヒの一人称でいこうと思ってました。 ハルキョンものの前提として、相思相愛で、そのうち告白して、エッチして、同棲して、結婚して、子供ができて……、というのがあると思います。この中で「告白もの」とか「無自覚だがどう考えてもつきあってるだろお前らもの」のSSはたくさんありますが、わりとすっとばされるというか、前提にされたり一行で済まされたりするシーンやイベントを、丁寧にやってみたい、というのがありました。 たとえば、他の方の書いた「無自覚夫婦」というSSの中に出てくる、 >酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合 というのを、具体的に書いてみたり(このバカSSがそれですが)とか、 これも、他の方の書いたエピソードというか断片ですが、 ハルヒがおもちゃの手錠をつかって朝比奈さんで遊んでいたので、取り上げようとするキョン。 ハルヒともみ合う内に手錠が二人の手をつないでしまうという。 しかも、暴れたせいで手錠の鍵を紛失。代わりのカギが届くまで二人はつながれたままに… というエピソードを心血注いで(笑)SSにしてみるとか(これですが)、 正直、力が及ばないことが多くて、なおかつ、めちゃくちゃ時間がかかるんですが、自分が書きたいし読みたいものが、そのへんにあるのでチャレンジするしかないです。 ハルヒと親父シリーズのメインライン・ストーリーは、一応時間が流れてて、個人も、その関係も成長したり発展したりしていって欲しいと思ってます。 「初エッチもの」をその中の大事なエピソードとして、それなりの情感と、ハルヒらしさ、キョンらしさが、出せていればいいんですが。
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4826.html
海外から見た日本 / トニー・マラーノ ● テキサス親父 Website ※ 日本語サイト ● Propaganda Buster〔トニー・マラーノ氏のブログ[英語サイト]〕 ● 【Youtubeチャネネル】テキサス親父日本事務局チャンネル テキサス親父〔Youtube検索〕 ■ 韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。まさにヘイトスピーチといえる。 「株式日記と経済展望(2014.10.25)」より / ◆【痛快!テキサス親父】不都合な真実は「遮断」する韓国 民主国として未成熟の哀れ 10月24日 ZAKZAK ハ~イ! みなさん。先週末、日本の友人から「トニーさんのフェイスブック(FB)のページがアカウントごと消えている」と連絡があった。驚いて、パソコンを開いてチェックしたところ、確かに、俺のページが完全に消えていた。 FBといえば、人と人とのつながりを促進・サポートするソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の代表格で、ある種の写真を交えた日記帳でもあるよな。それが、突然削除されるなんて考えられないぜ。俺は仕方なく、また初めから新しいアカウントを取得した。 実は予兆があった。数日前から、FBにログインするときに頻繁にセキュリティーチェックを要求されていたんだ。どうやら、俺以外の誰かが、俺が暮らすテキサスとは遠く離れた場所から不正ログインしようとしていて、システムがログインの異常を感知していたようだ。 FBのページが削除された理由や、不正ログインの犯人はまだ分かっていない。FBの指示通り、すでに俺自身を証明するパスポートや免許証のコピーを送っている。FBには徹底した調査を求めたい。 ちょうど同じころ、ほとんど収束していた韓国からの「殺害予告」や「脅迫」が、また大量に送られてきた。そこに書かれたセリフは、憎悪に満ちて、醜悪なものだった。まさにヘイトスピーチといえる。 俺は前回のコラムで、ソウル中央地検が、朴槿恵(パク・クネ)大統領に関するコラムをめぐって、産経新聞の前ソウル支局長を名誉毀損(きそん)で在宅起訴した件について、「(韓国は)民主主義陣営から離脱する腹を固めたのか?」と書いた。前々回は、靖国神社に放火しようとした韓国人に対して、「恥を知れ!」と書いた。 言論には言論で対抗するのが、「言論、報道の自由」を掲げる民主主義国家だ。今回の「殺害予告」や「脅迫」を読む限り、やはり、「韓国は民主主義国家として成熟していない」という感想しかない。 韓国では現在、動画サイト「ユーチューブ」にあった俺の韓国語チャンネルが、「有害指定動画」として遮断されている。俺は、慰安婦問題や竹島(島根県)の不法占拠などについて、米政府の資料などに基づいて事実や史実を淡々と述べてきただけだ。要は「国民に知られたくない」と、怖がっているとしか思えない。ここにも民主主義の放棄を感じるぜ。 親愛なるみなさんと日本と米国、目も口も耳もふさがれた可哀想な韓国の人々に神のご加護がありますように。 では、また会おう! / 日本ではヘイトスピーチに対して法律で規制しようとする政界の動きがありますが、韓国から日本のヘイトスピーチに対しては何の動きも無い。そもそも日本で嫌韓デモが起きるようになったのは韓国における反日デモや反日活動に対しての反発からであり、日本だけヘイトスピーチで取り締まるのは公平でない。 テキサス親父のブログでも分かるように、韓国および韓国人の非民主主義的な態度は日本とは全く異なるものだ。アメリカ人に対しても気に入らない言動があれば「殺害予告」や「脅迫」文を送りつけていますが、まさに犯罪行為だ。日本の左翼はこのような行為を咎める事は無いようですが、どうしてなのだろう。 にもかかわらず日本人のヘイトスピーチや嫌韓デモを規制しろと言うのはまさに言論弾圧であり、言論には言論で批判すべきであり法律まで作って禁止すべきではない。つまりアメリカや日本は民主主義国家として価値観が同じだが、韓国は相変わらず独裁国家であり、国民も自由な言論は抑圧されてマスコミなども規制されている。 パククネ大統領は無能な大統領であり、1年間も記者会見を開く事は無かった。経済政策でも外交でも反日以外では何の行動も行えず、中国との接近政策もアメリカの不信を招いて外交的に孤立してしまった。韓国はアメリカや日本の支援なしには成り立たない国であり、中国が日米の代わりになるような存在ではない事は分かるはずだ。 韓国が中国の勢力下に入れば北朝鮮とほとんど変わらない国家になるだろう。そうなれば韓国は北朝鮮に併合させられて韓国は北朝鮮と中国の収奪の場になるだろう。韓国の国民がそれを望んでいるはずはないのですがパククネの親中外交は大きな危険性をはらんでいる。 韓国の若者の狂信的な愛国運動は反日と言う形で表れて来ていますが、学校教育で狂信的な歴史教育が行われているようだ。韓国には12万人の北朝鮮の工作員がいるという事ですが、日韓の分断工作であり韓国の若者はその犠牲者だ。韓国にも僅かながら親日派もいるのですが周りからの批判を恐れて口に出来ない。 アメリカ人のマラーノ氏への「殺害予告」や「脅迫」も間違った愛国教育がもたらしたものであり、自国への批判を許さないと言った行為は民主国家とは異次元の価値観だ。批判に対しては言論で反論すべきであり、デモでアピールする事も民主的な行為ですが、左翼はヘイトスピーチだとして嫌韓デモも法律で規制しようとしている。まさに韓国・北朝鮮的な発想だ。 朝日新聞自体が韓国の代弁者的な報道を続けてきましたが、朝日新聞は中国や韓国の外圧を利用して政治的な圧力を掛けてきた。しかし効き目が無くなると今度はアメリカを使って外圧を掛けてきましたが、最近ではパククネの親中外交が災いしてニューヨークタイムズもおとなしくなってきた。朝日新聞の誤報騒動が効いているのだろう。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ 【テキサス親父】テキサス親父は何故日本が好きなの? .